Q1. レッスンは、何歳位から始めればいいですか?
A.何歳でも始めたい時でいいと思いますが、やはり小さい頃の方がからだも脳も柔軟ですし、進歩が速いと思います。
幼児期は、体全体を使って動いたり、打楽器を使ったり、ピアノで遊ぶ感覚で楽しく音楽に親しみます。絶対音感のおけいこもやっていきます。
小学校以降に始めた生徒さんは、楽譜を頭で理解することができますし、高学年に入れば「小さなピアニスト」としてバッハやモーツアルトの曲も弾けるようになります。
大人の方は進歩はゆっくりかもしれませんが、ピアノに向かう時間が生活の中のうるおいになることでしょう。○○の曲が弾きたい等の目標があるといいですね。
いずれにせよ、最初に手ほどきをする先生はとても重要で、責任があると思います。
長年の教師経験を生かして、しっかりとした音楽とピアノの基礎を身に付けていただく様に、レッスンいたします。
Q2. 音符ビッツは、どのような教材ですか?
A. 音符ビッツの学習法は、簡単な音符のカードを”目で見る” ”耳で聴く” ”口で読む”
”指でなぞりながら歌いめくる” それらをリズムに乗って繰り返します。この全身を使っての学習法は、くり返すことで、集中力を養い、脳の神経回路を増やしていきます。
絶対音感のおけいこが終わった生徒さん、小学校低学年くらいの生徒さんが、最適期です。
ト音記号とヘ音記号がスラスラ読めると、譜読みが楽なので、教本や曲の進み方が速く正確です。
Q3. なぜ 1時間のレッスンなのですか?
A.ピアノの教本を使った30分のレッスンだけでは、どうしても足りない部分が出てきます。例えば「ヘ音記号がよめない」「リズムがとれない」「譜読みが不正確」などです。
そのため、小学生低学年、中学年は、レッスンの始めに、音符ビッツなどをやり、その後ピアノのレッスンを40分ほど行い、最後にワークブックなどで、音楽の勉強をします。
1時間は長いようでも、変化に富んだレッスンですので、生徒さんは皆さんしっかりと集中してレッスンされています。学習への集中力もつくのではないでしょうか?
小学校低学年は、45分のレッスンから始め、レヴェルも上がり、集中力が持つようになったら、50分から1時間のレッスンに切り替えていきます。
30分のピアノレッスンを受けた生徒さんと、十分時間をかけたレッスンを受けた生徒さんでは、数年後の音楽の総合力の違いは明らかだと思います。
Q4.兄弟(姉妹)で一緒にレッスンを始めようと思いますが、いかがですか?
A. とても良い事だと思います。
兄弟で、刺激を与えあってレッスンすれば、上達が速いと思います。
小さい内は、お母さんやお父さんも、簡単な打楽器や、連弾で、一緒に参加していただけると、とても楽しくレッスンできます。
家族みんなで、音楽やピアノが楽しめるといいですね。
Q5. 何年くらいレッスンすれば、ピアノが弾けるようになりますか?
A. 始める年齢によりますが、例えば小学1年生で始めた場合、3年程度で音楽の基礎が身についてきます。 この頃には、有名な作曲家のかわいい小曲も弾けるようになってきます。
5,6年たつと弾ける曲がかなり増え、芸術性豊かな曲も弾けるようになってきます。5,6年でピアノの基礎が身についてきたといえるかもしれません。
それからが、身につけた基礎をいかして本当にピアノを楽しめる段階になります。
中級から上級になると、モーツアルトやベートーヴェンのソナタやショパン、バッハ等の名曲が弾けるようになってきます。自分の手を通してピアノ芸術に親しめるのは、他の何物にも代えがたい喜びになると思います。
続ければ続けるほどに、ピアノ・音楽のすばらしさが見えてきます。10年続けば、ある程度、ピアノが身についたといえるのではないでしょうか?
ちぐさピアノ教室では続けてくれることを願って、3年継続賞、5年継続賞、10年継続賞を差し上げています。
Q6. 自宅にピアノがないのですが、ピアノを始められますか?
A. ピアノがあったほうがよいのはそのとおりですが、まずはレッスン室に来てみてください。
住宅環境などから、電子ピアノを考える方も多いようですが、タッチが本物のピアノに近い品をお選びになることをお勧めします。
可能ならば、中古でいいので、本物のピアノで始める方が、弾いていて楽しいし上達します。
Q7. レッスンの振り替えはできますか?
A. 月末に翌月のスケジュールをお聞きします。病気などやむを得ない理由で、レッスンのお休みを、事前にご連絡いただけた場合は、可能であれば、ほかの日時に振り替えレッスンを実施しています。